「お兄ちゃんが、先生ん家まで連れて行って

くれるの?」

ゆみは、良明と一緒に、車の後部座席へ乗り

込みながら、隆に聞いた。

「いや、ブロードウェイまで送ってやる」

隆は、ゆみに返事した。

ゆり子先生とは、ブロードウェイで待ち合わ

せしていて、そこから先生ん家までは、地下

鉄に乗って行くことになっていた。

「先生ん家って遠いの?」

ゆみは、隆に聞いた。