「あ、授業終わった」

授業の終わりを告げるベルが鳴った。

「さあ、2人とも先生に謝って来ないと」

ゆり子先生は、ゆみと良明に言った。

「うん、良明君行こう!」

ゆみは、良明の手を引いてライブラリー室に

戻っていった。

「あの2人の方が、もしかしたらヒデキ君よ

りも家に来るの良いのかもしれないな」

ゆり子先生は、2人の後ろ姿を眺めながら考

えていた。