「あ、コラ!良明君」

今度は、良明が結んであったポニーテールの

ヘアゴムを外して持って、書棚の奥へと逃げ

ていった。

「良明君、待ちなさい!」

ゆみは、良明のことを追っかけた。

「オーライ、ユーガイズ。ゴーアウト」

先生は、ゆみと良明のことを捕まえると、教

室の外に追い出されてしまった。

「そこの廊下に立っていなさい」

先生は、ライブラリーのドアを閉めた。