こんな真っ暗な中で、目覚ましも何もかけず

に寝ていたら、麻美子のやつぜったいに起き

てくるつもりもないなと隆は思った。

「俺、上の部屋で寝るわ」

真っ暗な中、手探りでベッドまでたどり着け

る自信もないので、隆はアフトキャビンで眠

るのは諦めて、入り口の扉をまた閉めた。

香代は、1人アフトキャビンの中に残り、

手探りでベッドによじ登ると、そこで寝て

いる麻美子の横に、横になると眠った。