隆は、GPS航海計器のモニターを眺めなが

ら、瑠璃子に新島までのコース取りを説明し

ていた。

「俺も、朝の6時か7時には起きるし、どう

せ、それまでに、ぜったい大島を越えるとこ

ろまでなんか辿り着けないだろうけど」

隆が、瑠璃子に言った。

「俺が寝ている間は、宜しくな」

「おやすみなさい」

陽子は、隆に言った。