「香代ちゃんは、今夜はお母さんじゃなくお

父さんと一緒に寝るんだね」

雪が香代に言うと、香代は小さく頷いた。

なんとなく最近は、ヨットにいる間は、隆が

香代のお父さん、麻美子がお母さんになって

しまっていた。

「瑠璃ちゃん、一緒に後ろで寝る?」

「ええ、どうしようかな」

麻美子に聞かれて、瑠璃子がちょっと返事に

困っていた。