「本当だよな。うちとか、他の男性が多い船

に配属になっていたら、彼女も、うちの大内

さんみたいに途中から来なくなってしまって

いたかもしれないよな」

中村さんが呟いた。

「こんばんは」

残業を終えて、陽子が遅れて到着した。

「あ、陽子ちゃん!残業は大丈夫だった?」

麻美子が、陽子のことを出迎えた。

「お、やっと来たか」