「先生、ごめんなさい」

ゆみは、良明を連れて、ライブラリーの先生

の前で謝っていた。

「わかった、今度から図書室では静かにね」

先生は、ゆみと良明に言った。

「その代わり、ゆみちゃんはこの本、良明君

はこっちの本を読んで来週までに感想文ね」

先生は、ゆみにはいつもより分厚い評論書を

渡した。良明には、挿絵が多く入った童話の

本を渡した。

「うわ、こんな分厚い難しそうな本」