「陽が落ちて暗くなる前に、ちょっと新島の

街を見てこようか」

キャビンの中で寛いで、お喋りをしていた皆

に、隆が声をかけた。

「うん。遊びに行ってこよう」

皆は、小さいバッグを肩から下げて、出かけ

る準備をした。

「アクエリアスも一緒に行くかな」

麻美子が、背後に停泊しているアクエリアス

の中を覗くと、もう出かけてしまっていた。