「そこへ、そのまま入港して、俺らの後ろに

ちゃっかり停まっていないか」

「確かに」

陽子が、隆に頷いた。

「それなのに、お礼も言われてない」

「そうだよね」

陽子が頷いた。

「そう言うことを言わないの!」

横で2人の話を聞いていた麻美子が、隆のこ

とを叱っていた。