ラッコをフィンランドの造船所で造ってもら

っている時に取り付けてもらった最新のGP

S航海計器を、瑠璃子は見事に使いこなして

しまっていた。

「複数の船の情報を入力させられる機能もち

ゃんと付いているの」

今は、おそらく隆よりも航海計器の操作方法

をよく熟知していることだろう。

「それを、瑠璃子は使いこなせているんだ」

隆は、瑠璃子のことを感心していた。