「おはよう、良い天気だな」

隆が6時に起きてきた時には、もう既に皆起

きていて、デッキ上に出ていた。

「どこら辺まで来たか」

「大島の中間ぐらい、筆島のところ」

瑠璃子が、隆に答えた。

「また、香代がヘルムを取っているんだ」

隆が、コクピットでラットを握っている香

代の姿に気づいた。

「香代は、もうラッコのヘルマーだな」