「はい、陽子ちゃん」

麻美子が、陽子のカップを手渡した。

「ありがとう」

「陽子は一服していて良いよ」

隆は、陽子に言ってから、瑠璃子たちと出航

のため、キャビンの外に出た。

「私も大丈夫だって」

陽子が、隆に言った。

「一服は、海に出てからゆっくりしたいし」

陽子は、カップをテーブルに置いた。