「え、スタートしているんですか?」

「とっくの昔にスタートしているよ」

先生に言われて、2人は慌ててスタートライ

ンを越えて、スタートして行った。

先生が、望月くんたちと大声で話す声は、他

のヨットの子たちにも聞こえて、他のヨット

たちも、もうスタートしているということに

ようやく気づかされた。

「スタートしているんだってよ」

「じゃ、早くスタートしなきゃ」