他にも、午前中に乗った人と同じ人と乗るヨ

ットは、ポンツーンを離れ、出航した。

「じゃ、私が玉ちゃんと乗るよ」

「俺、美穂ちゃんと乗るって」

「美穂とは、私が一緒に乗るの」

洋ちゃんと健ちゃんのような午前中と同じ人

同士で乗るヨットが、どんどん沖に向かって

走り出してしまっているのに、ポンツーンで

は、未だに人員の入れ替え作業で揉めている

ヨットが多く残されていた。