金曜日の放課後、学校が終わったゆみは、シ

ャロルと別れて、良明と自宅に帰った。

「エレベーター来たよ」

ゆみは、自分のアパートメントでエレベータ

ーに乗りながら、良明に言った。

「私は7階」

ゆみは、ボタンを押した。

良明が10階のボタンを押した。

「良明くんは、10階じゃないでしょう」

良明は、首を横に振った。