ゆみは、チラッと良明の方を見た。

「良明がキャッチャーをやるんだよな」

黙ったまま立っている良明に代わって、ヒデ

キがゆみに答えた。

「え、野球をやるの?」

ゆみは、良明に聞いた。

良明は何も答えず、黙ったままだった。

「野球やるよ!彼はキャッチャー」

ヒデキが、ゆみに答えた。

「俺がピッチャーで投げるんだ」