「あら、上手じゃないの」

森本先生は、生徒たちの織る姿を1人ずつ確

認していて、ゆみの所へ来ると言った。

「手先が器用なのかしら上手に織れてるわ」

さっき、よそ見をしていたゆみに言った。

今日は初回という事で、まずは小さめのタペ

ストリーを織ってみることになった。

「もう織り終わるわね」

森本先生は、ゆみの織ったミニタペストリー

を取ると、クラスの生徒たち皆に見せた。