「なるほど」

大友先生は、祥恵に頷いた。

「妹さんですか。でも、兄弟とかは関係ない

ですね。兄弟だからと、ずっと隣で授業を受

ける理由にはなりませんよ」

大友先生は、祥恵に言った。

「それはそうですけど」

自分の側から離れない妹を見下ろした。

「ゆみちゃん、こっちにおいでよ」

朝子が、ゆみを呼んでくれた。