麻美子は、船台の向こうから陽子と歩いてき

た隆に声をかけた。

「そうなんだ」

「いつものダラダラした乗り方よりも、全然

楽しくて良いってさ」

「へえ、レースが好きならば、今度うららさ

んに乗せてもらえば良いよ」

「確かにそうだよね」

麻美子は、隆に頷いた。

「今度、一緒に乗ろうか」